姫路城で勝海舟の歴史を学ぶ

2月 2, 2016 by Posted in: 生活

勝海舟の曾祖父である銀一は全盲で、当時盲人に許されていた高利貸しの事業を姫路で成功させ、巨万の富を得て男谷家という御家人の株を買い取りました。父・小吉は男谷家から勝家に婿養子に出され、長男の麟太郎(海舟)をもうけました。

今の姫路城の城下町で育った小吉は、自身の出世こそ諦めていましたが、息子には期待をかけていたようで、よく勉強をさせました。7歳の時に将軍・家斉の孫の学友に抜擢される好機を得て、いっそう教育熱心になりました。そんな中で 9歳の勝は姫路城へ向かう途中でび病犬に遭遇し、腕を噛まれてしまいます。外科医に縫合させたものの、出血がひどかったため 医者が「今晩持つか保証できない」というほどの重症でした。約 2カ月ほど寝込みましたが何とか回復しました。

少年期の勝は、剣術が達者で従兄に直心影流を習い、道場で修業を積んで 15歳で「目録」21歳で「免許皆伝」という腕前でした。勉学では蘭学に熱心で、23歳のときには和蘭事典「ズーフ・ハルマ」を複写しました。2組複写して一つは金のために売ったという逸話が残っています。

そんな歴史を学べるイベントが、今年の春に姫路城で開催されます。観光客も多くにぎわっていますが、姫路城入場料割引などを上手く利用しながら じっくりと歴史に浸ってほしいと思います。